スタジオを経営しはじめてから
今まで通算すると100名ぐらいのインストラクターを
雇用してきたが
一番のネックが子供の小さいお母さんであるインストラクター
朝、必ず一人は電話が入った
「子供が急に熱を出したから今日レッスンしにいけない」
「・・・・・」
私が経営だけしていて
「そうなの?かわいそうに、大変ね。じゃあ今日は休んで、私が代わりにレッスンしますね。おだいじに」
と言えればいいなあ、と毎回おもうが
私が永遠のレギュラー選手。
ピンチヒッターを雇う余裕もないし、専門職。
私がレッスンできないところをやってもらっているんですが・・・
子供が元気な時だけレッスンしますって契約じゃないよね・・・
と、どうしようもないしかわいそうでたまらないけど
生徒さんになんていって今日は休んでくださいといえばいいのかと
契約を結ぶたびに、休む時は代行を必ず自分で手配するのが
最大の約束です。とお話する。
しかし実際、それができなくて何人辞めていったか・・・辞めてもらったこともある。
私は今、自分の立場を最大限に利用して
「今日ごめん、休みたい。遅れる。代行してほしい、着くまでかわりにやっていてほしい」
と本当にひどい人だと思われているのはわかっていても
そうしてぎりぎりやってしまうが
雇われていたとしたら、もうとっくに辞めてると思う。
なんといっても精神的につらい。
子供の具合の悪いのを看病するのに120%気力体力使いはたしているところに
上司や同僚に頭を下げて・・・
ああ、本当に辛いよ~ね。